夢物語41 7.7
手を繋いで部屋に戻る2人
ミンは携帯でマネージャーにきっかが見つかったことを連絡する
元気がないきっか
何も言わず側にいるミン
ミンの顔をじっと見つめているきっか
ミンはきっかの顔を見て真剣な顔で『ごめん』と謝る
きっかはその言葉を聞いて張り詰めていた思いから解放されて泣いてしまう……
そんなきっかをそっと優しく抱き締めるミン
きっかがだいぶ落ち着いてきたので
ミンが『さびしいよね?ぼくのせいだ』と日本語で話してくる
首を振るきっか
『僕は、きっかのことを愛してるよ』と真剣に伝えるミン
その言葉を聞いてきっかは
『私も・・ミンのこと大好き。離れるのは寂しいけど。大丈夫だよ』と笑って応える
そして何を思ったのか真剣な顔で
『ミンのファンクラブに入る』と言い出すきっか
ミンは、そんなこと言われると思ってなかったので爆笑する
『そんなこと考えてたの?』と笑い泣きをしながら聞くミン
『うん』と真剣に頷くきっか
『それが1番いいかと思って、ダメかなぁ?』と言うきっか
『わかった。マネージャーに頼んでおくよ』と爆笑するミン
『なんで笑うの?』と真剣に聞くきっか
面白くて仕方がないミン
この時、
きっかを好きになってよかったと改めて思うミン
寂しさからそういう行動に出たんだとわかったから
『ぜったい寂しい思いはさせないよ。毎日連絡するし仕事の休みの時は絶対に会いに来るからだいじょうぶだよ』とニッコリ微笑むミン
きっかは、満面の笑みで『うん』と返事する