夢物語127 3.3.3
スタイリストさんに『きっかちゃん、本当にミンに愛されてるね』と小さい声で言われる
きっかが『そう見えますか?』と不思議そうに聞く
『うん。凄く大事にしてるなぁって思うよ。』と微笑みながら髪の毛をセットするスタイリストさん
『そうですか。最初、会った時からミンはあんな感じなんです。軽い人かなぁと思ってたんですけど、いつも真剣で・・・。後、表情がコロコロ変わって可愛くて、素直すぎてなんかほっとけなくて』と嬉しそうに応えるきっか
『そうなんだね。きっかちゃんも凄い大好きなんだね。あんなミンは見たことないよ』と笑いながら話すスタイリストさん
『私には凄すぎて、もったいない人です』と真剣な表情で応えるきっか
『ミンのことよろしく頼むよ』と声をかけられる
『ミンは本当にみんなに愛されてるんですね』と微笑む、また嬉しく思うきっか………
化粧と服装、全部が整ったきっか
でも、
ミンが拗ねている
きっかがミンに近寄り後ろからそっと抱きしめる………
『ごめんね』とミンの顔を覗き込む
目が合い
笑顔になるミン
いきなりみんなの前でキスをする
『もうミン………。ダメって言ったのに』と呆れながら話すきっか
周りの人もなぜだかその光景を見て和む………