夢物語296 6.5.5
『えっ?ごめんごめん。もう、言わないから』と凄く謝るミン
『本当に?』と真剣な顔でミンを見るきっか
『うん・・・。』と頷く
その言葉を聞いて
満面の笑みで微笑むきっか
『怒ってないよ。ミンは本当に優しいね』と笑いながら応えるきっか
『きっかには勝てないよ。』と肩を下ろすミン
『ごめん。・・・私ももう意地悪しないから』と笑って応えるきっか
下を向いてるミン
その様子を見て
『ごめん。・・ミン、もしかして泣いてるの?大丈夫?』と凄く心配しだすきっか
『うそだよ~ん。』と和かなミン
『もう。・・・でも、よかった~』とホッとしてミンに引っ付くきっか
抱きつきながら泣きそうになる
『泣かないでよ。』と頭をぽんぽんするミン
『もう、傷つけたかと思ったよ』と半べそなきっか
『きっかが意地悪したから・・・。それに僕は演技のプロだよ』と笑うミン
ミンを見つめ
『大好き、サランヘ』と泣きそうになりながら応えるきっか
ミンがきっかの顔をじっと見つめ
『サランヘヨ』とキスをする
『きっかは、いつも優しいから本当甘えちゃうよ』とギュッと抱きしめるミン
『後・・抱き心地もいいし』とニヤリ
『それ・・・ファンの子につたえるよ』と脅かすきっか
『伝えてもいいよ。そしたら、僕はきっかとの結婚報告をするよ』とサラッと言う
ミンの言葉にびっくりするきっか
『あっ、私の負けだね。・・・えっと、コンサートの話は面白いから絶対やろうね。また、いろいろ決まったら教えて。ミンの曲も覚えないと』と焦りながら話すきっか
その姿がまた可愛い
ニコッと微笑み
『そういえば、僕の歌ってるのちゃんと聞いた事ないよね?』と聞くミン
『うん、実はドラマはほぼ見たんだけど、曲までは』と困って応えるきっか