夢物語325 6.12.3
微笑んでいたと思ったら
きっかの方をいきなり向き
『きっか、また痩せて!!こないだもいったでしょ』と怒るおばさん
『いや。今度は仕事で痩せないといけなくて・・・』と慌てて応えるきっか
『そんなのは関係ありません。今日はしっかり食べなさい』と注意するおばさん
手を上げて定員を呼ぶ
『メニューを』と定員に頼む
メニューを見て
いろいろ注文するおばさん
『ミンさんもたくさん食べてね。今日は私のおごりだから』と笑って話すおばさん
『はい。ありがとうございます』と応えるミン
料理が次々とでてくる
料理が置かれると
きっかがみんなが食べやすいように
個々のお皿に取り分けてあげる
そんなきっかの様子が
微笑ましくて
じっときっかを見つめているミン
ミンの愛おしそうな表情を見て
おばさんが
『ミンさんは、今回何故こちらにこられたの?』と微笑んで聞く
『あっ・・・えっと・・観光です』と笑って応えるミン
『きっかとはどういう関係なの?』とズバッとストレートに聞くおばさん
『えっ??おばさんなんでそんなこと聞くの?』と不思議がるきっか
おばさんがきっかをじっと見つめる………
きっかはなぜか慌てて
『あっ!えっと・・ミンは・・・・仕事・・!そう仕事仲間なの。今度一緒にライブをする予定なんだ。おばさん。』といつも以上にニコニコ笑顔で話すきっか
ハンソもきっかに合わせて
『そうなんですよ。きっかは今凄く人気があって、僕からも一緒にって頼んでたんです』と話を合わせてくれる
おばさんは2人の様子を見て微笑み
『あら。そうなのね。また、きっかの活躍が見られるのね。・・凄く楽しみにしているわね。こんなに嬉しい事が続くのは久々だわ。』とニコニコで話すおばさん
その様子を見てホッと安心するきっか
『あっ・・。あの~お話の途中でごめんなさい。ちょっとおトイレに行ってきます』とその場を離れるきっか
きっかがいなくなるのを確認して
『ミンさん実はね。・・・さっきのプレゼントを見て』とおばさんに声を掛けられる
プレゼントの袋を見ると手紙が入っていた
ミンが不思議に思い
おばさんを見ると何も言わず頷く
そのまま手紙を読むミン