夢物語332 6.13.4
その頃
きっか達は…………
『ミン。おばさまと何の話をしてたの?』とミンの顔を覗き込むきっか
おばさんから貰ったプレゼントの中の手紙を見せるミン
韓国語で書いてあるのでまったく読めないきっか
『笑いながら、へ~。そうなんだね。』と惚けるきっか
ミンはため息をつき
『きっかは~・・・。彼氏が韓国人なのになんで言葉を覚えないの?』とからかって話すミン
『だって難しいんだもん。がんばって覚えようとしてるけど』と泣きそうになりながら応える
『仕方ないなぁ~。いいよ。僕が読んであげるよ。大事な手紙だからちゃんと聞いてよ』と念押しするミン
『うん。わかったよ』と頷き真剣に話を聞くきっか
『ミンさんへ
実は、知人から少し聞いて知ったんですが。
私の大事な娘同然な子がミンさんと結婚すると言う話を聞き、始め本当にびっくりしてしまいました。直接ミンさんに会ってこのプレゼントを渡したかったんですが、会えないので知人にプレゼントを託します。些細なものですが、喜んでいただけたら幸いです。結婚おめでとうございます。私達の可愛い娘を幸せにしてやってください。本当におめでとう』
とミンがきっかに伝える
その手紙の内容を聞いて
涙が止まらなくなるきっか…………