夢物語348 7.3.2
『きっか、じゃあ行こっかぁ~』と笑って応えるミン
『あっ、うん・・・。』と応えるきっか
きっかの薄い反応に
ミンは不思議に思う…………
けど…………
『ほらっ』と微笑んで手を差し出すミン
きっかはミンの顔をじっと見つめ
そのまま手を受け取り
ミンと手を繋ぐ………
『よろしくお願いします』とシンが丁寧に挨拶をする
ミンときっかもあすかに挨拶をして
その場から離れる
きっかがずっ~と考え事をしている…………
『きっか、さっきから何考えてるの?』と声を掛けるミン
でも、
きっかは全然気づいていない
ブツブツ呟きながら
何かを凄く考えている
『きっか。お~い。お~い。』と顔を覗き
きっかの顔の前で手を振るミン
そこで
きっかがやっと気づく…………