夢物語399 7.13.5
空港に着き
そのままお昼ご飯を食べる
まだ飛行機まで時間があるので空港でブラブラすることにした2人
そこへ
シンとハンソもやってきた
『2人とも早いね~。お待たせ』とにっこり笑うシン
ハンソはきっかの顔を見るなり
きっかの手を引っ張り
自分の近くに来させ
耳元で
『こないだ。忘れ物したよね?』と聞くハンソ
小さい声で
『えっ?私何も忘れてないよ?』とびっくりして応えるきっか
『これっ!』
とミンとお揃いのブレスレットを受け取る
(コンサートの時に急に帰ったので忘れ物をしたみたい。)
きっかがえっ?という顔をしてハンソを見る
『ありがとう。これ大切なものなの。』とコソコソ話をするきっかとハンソ
きっかはミンに見えないように手首にブレスレットをつける
ミンが2人のやりとりをずっと見ている
『きっか、ちょっと』と手招きされミンに呼ばれる
慌てるきっか
ハンソが気を使い
『明日の仕事の話をしてたんだ。』とニコッと笑いミンに言ってくれる
それを聞いて
ミンがもっと変な顔をするが………
『わかった。』と少し機嫌が悪くなる
『大丈夫?』とハンソがきっかに小さい声で聞く
『うん。私は大丈夫だよ。ありがとう。』と微笑むきっか
きっかはそのままミンをじっと見つめる………
『ミンのことは気にしなくてもいいよ。すぐ機嫌直るよ。』と笑って応えるハンソ