yumemonogatari

いろんな恋愛のお話です☆短編から長編まであります^ - ^

クリスマスデート2.14

マネージャーたちと別れたミンときっかは

 

予約した旅館へ向かう事に

 

旅館に着きチェックイン

 

食事が19時からなので後1時間も時間があまっている、、、

 

時間があるのでミンと2人で温泉に入ることに

 

実は

 

部屋が露天風呂付きなのでいつでも入れるようになっている

 

初めてそんな旅館に泊まった2人

子どもみたいにはしゃいでいるミン

 


ミンのはしゃぐ姿を見て

きっかがクスッと笑う

 

いつも凄いかっこいいのに

こう言う時は、いつもはしゃいでいる

 

私だけが知ってるミン

 

ファンの子たちには見せない顔

 

 

 

でも、きっかにはひっかかることがある、、、

 

 

一緒に温泉に入り

その後もラブラブする2人

 

 

幸せすぎて、顔を見合わせて微笑む2人

 

 

 

1時間が経ってご飯を食べに行く


ミンが一応変装をする

 

 

きっかが『変装しなくても大丈夫だよ。個室だから』と微笑むが

 

『念のために』と今日はなぜか凄く慎重になっているミン

 

 

部屋に入り

周りを見渡して変装を解くミン

 

女将さんが入って来て料理の説明をする

 

初めての事でミンが楽しそう

 

女将さんがいなくなりミンがきっかにお願いする

 


『あ〜んってやって』と

 

微笑んでやってあげるきっか

写真を撮りたいからもう一回と頼むミン

 

 

『はい。あ〜ん』と食べさせようとするきっか

 

『stop.』と写真を2、3枚撮るミン

 

写真がうまく撮れて喜んでいる

 

『見せて』とミンに言うけど

『これは絶対ダメ!!』と言って見せてくれない

 

『もう。じゃあ、私にも撮らせて』とほっぺを膨らましながら怒ってるきっか

 

今度はミンの写真をきっかが撮る

カメラを向けるとポーズをたくさん決めまくってくるミン

 

『そのポーズはいらないけど、、』と呆れながら笑って写真を撮るきっか

 

『一般の人が僕の写真を撮れるなんてありがたいことなんだぞ〜』と上から目線で笑って言う

 

『はいはい、わかってますよ』とからかいながら言うきっか

 

写真を撮ってミンに見せる

『ミンやっぱりかっこいいね』としみじみに言うきっか

 

それを聞いて照れるミン

 

 


その時、

カシャッと写真を撮るきっか


『1番いい写真が撮れたみたい』と満足そうに微笑む

 

ミンが『写真見せて』と焦る

 

『やだよ〜。さっきのお返し』とテヘッと笑い携帯を隠す

 

『仕方ないなぁ〜』と諦めるミン

 

さっきの隠し撮りの写真を見て微笑むきっか

 

その姿を見てミンは

(一緒にこれて本当よかった)と微笑む

 

次の料理が出てくる

ミンが賄いさんに『photo please.』と頼み

 

2人がご飯食を食べている写真を撮ってもらう

 

賄いさんが『2人とも本当にお似合いですね。』とニコッと笑い声を掛けてくれる

 

『ありがとうございます』と2人で顔を見合わせて言う

 

『あの、、、お聞きしたいことが』と急に畏まってミンに向かって言う賄いさん

 

『ぼくにですか?』とニコッと俳優スマイル

 

 

嫌な予感がするきっか


(このまま何も起こらないで。)と心配しながら会話を聞いている

 

『俳優さんですよね?』と聞く賄いさん

 

やっぱりとドキドキするきっか、、、

 

 

 

でも、ミンは普通に

『はい、韓国で俳優をやっているミンです』とニコニコで応える

 

『実は、ファンなんです。本当かっこいいですね。握手してください』と賄いさん

 

『いいですよ。』と握手する

 

『ありがとうございます。頑張ってください。応援しています』と深々と頭を下げ喜んで部屋を出て行く

 

きっかがミンの顔をじっと見つめている

 

『さぁ、ご飯を食べよう』と何にもなかったかのようにニコッと笑いご飯を食べる

 

きっかもその笑顔を見て微笑みながらご飯を食べる

 

 

食べ終わり部屋に帰る途中

 

 

たまたま女将さんに出会う

 

女将さんがきっかに

『もしよかったら、嵐山の竹林のライトアップがあるんだけど、どうかしら?』と聞いてきた

 

きっかはミンに竹林のことを説明する

『ミン。私、竹林見たことがないから見に行きたいの。連れてってもらえるみたいだから行かない?』と目をキラキラさせミンに聞く

 

そんなはしゃぐ姿を見て

『いいよ。行こう。』ときっかの顔を見て微笑んで応える

 

すぐ女将さんに『お願いします』ときっかが嬉しそうに頼みにいく

 

 

時間になったらロビーで待っているからと言われ急いで支度に戻る2人

 

 

ミンは相変わらず眼鏡をかけて変装する

 

時間通りロビーにつきマイクロバスに乗る

 

 

凄く嬉しそうなきっか

 

バスに乗りながらミンは、きっかの手をぎゅっと握る

 

そして、2人で顔を見合わせて微笑み

車内から外の景色を一緒に指をさしながら見る

 

 

 

嵐山の竹林に到着

 

ミンはここで撮影をしたことがある

『なつかしい』とボソっと言うミン

 

 

『ミンの映画見たよ』ときっかに言われ

 

笑って『どうだった?』と聞き返すミン

 

きっかは、なぜだか目をそらし『今の私と主人公は一緒だよね』と遠くを見つめて言う

 


そのまま沈黙で歩く2人

 


ミンは、じっときっかを見つめている

 

映画を撮影した場所に着き

ミンがいきなりきっかの手を引っ張る

 

反動できっかが振り向く

 

そして、クリスマスプレゼントのブレスレットを手首に付け

 

韓国式の約束をする

『ずっと一緒にいようね。』と微笑み祈りながら

 

きっかはミンのその姿を見て。なぜだか涙が止まらなくなる

 

きっかは、下垂れる涙を指で拭きながら
『うん。絶対約束する』と微笑みながら言う

 


ミンはその言葉を聞きニコッと笑い

優しくきっかを抱き締める

 


まるでドラマの撮影をしているかのように光景が広がり


2人を祝福しているようにライトアップがされている

 

周りはカップルが多かったのであんまり目立ってはいなかったが

 

ミンはどこにいても一目瞭然で目立つ

 

2人で手を繋いで歩こうとしたときに

 

 

おじいちゃん、おばあちゃんに急に声を掛けられた

 

『お二人さん本当に幸せそうだね。2人を見ていると私たちもなんだかほっこりするよ』と笑顔で話をされる

 

嬉しくなる2人

 

 

顔を見合わせて微笑む

 

 

きっかもクリスマスプレゼントをミンに渡す

 

きっかのプレゼントは

 

 

 

星に願いをのオルゴール

 

ミンはとっても嬉しくて

オルゴールの曲をずっと聴いている

 

ちなみにミンのブレスレットは、きっかと色違いのお揃い

 

凄いラブラブなところに

 

またまた、かすみとマネージャー登場、、、

 

 

クリスマスデート.13

9時ぐらいに東京をでて京都へ出発

 

京都に着くとすぐ

 

きっかがやってみたいことがあるから付き合ってとミンに目をキラキラさせて頼む

 

それは、、、

 

 

 

ミンと着物を着て写真撮影をすること。前々からきっかは花魁の格好をして写真撮影をするのが夢だったのでミンには内緒で予約しておいたのだ笑

 

ミンはきっかに『どこに行くの?』と不思議になりながら聞く

 

きっかはついて来てとニコッと笑い写真館へ

 

 

 

そして写真館に入りミンはびっくりする

 

ミンは有名な俳優、モデルなので写真撮影はこれまでいろいろしたことはあったけど、初めて見る道具がたくさんあってミンは大喜び

 

きっかもそれを見てよかったとホッとする

 

そして、ミンに写真撮影のことを説明する

 

ミンは、『きっかがしたいなら僕も一緒に撮影する』と微笑んで応えてくれる

 

2人は、着物に着替へ写真撮影をすることに

 

まずは1人づつの写真撮影

 

ミンが先に写真を撮ることに、、、

 

ミンはモデルもやっているので淡々と写真を撮って行く

 

ポーズも全部きめていく

 

その色っぽさに周りが圧倒する、、、

 

途中カメラマンに『彼氏さんモデルさんみたいですね』と言われて、きっかとミンは顔を見合わせて笑う

 

ミンがモデル、俳優であることは言えない為

 

それが面白くなる2人、、、

 

 

次にきっかの撮影

 

きっかは初めて撮るので表情が少し固い

ミンがそれをほぐそうと場を盛り上げ、だんだんきっかの表情がモデルみたいになっていく、、、

 

ミンもそれを見て嬉しくなり微笑んで見ている

 

 

次にミンも一緒に入り撮影へ

 

きっかにいいところを見せようと

さっきの撮影とは違う。モデルとしての魅力が発揮するミン

 

すごくかっこよくて見惚れてしまうきっか

 

そんなきっかを見てミンは喜ぶ

 

ミンのアドバイスを受けいろいろなポーズをとるきっか

 

2人で撮影だからか和んだ雰囲気の中、写真を撮る、、、

 

そして、ミンが何を思ったのかカメラマンにお願いする

 

 

それも頼んだことが

 

 

 

 

 

 

また、あのシーン

 

あのシーンの話を英語でミンとカメラマンがしている

 

英語の苦手なきっかはあんまりわからず撮影へ入ることに、、、

 

 

ミンがきっかをじっと見つめる

 

『どうしたの?』と不思議に思い聞いて見ると

 

言いにくそうにどうしてもきっかとのキスシーンを撮りたいと頼んでくる

 


この時にやっとキスシーンを撮ることを知るきっか、、、

 

きっかは驚きながらもそれを了承する

 

本当は恥ずかしい気持ちがたくさんで断りたかったけど、ミンの真剣な表情を見て、キスシーンを撮ることに了承したのだ

 

きっかが了承したことにミンが凄く喜び撮影スタート、、、

 


ミンの真剣な顔が近づき
きっかがドキドキする、、、

 

ミンにもそれが伝わり緊張をほぐそうと微笑む

 

そして、キスをする、、、

 

モデルみたいに綺麗に撮られていくきっかとミン

 

2人の甘い世界

 

まるでドラマの宣伝ポスターを作っているみたい、、、

 

撮影が終わり

カメラマンが2人にプレゼントと言って1人づつ撮った写真を渡す

 

ミンが貰った写真はきっかの花魁の写真で

きっかはミンの着物姿の写真をもらう

 

その写真を見て微笑む2人

 

写真を携帯ケースに挟みその写真をもう一度みて2人で顔を見合わせて微笑む

 

 

写真撮影が終わり撮影していた着物と違う着物[振袖]で清水寺

 

その間にマネージャーとかすみが東京から京都に

2人の様子を探りに来たのだ

 

かすみがたぶん清水寺に2人は行くと思うと予測したのでマネージャーと2人で清水寺へちょうど来ていたのだ

 

偶然、清水寺に着いた時、

着物を着ているきっかとミンに出くわす

 

2人は気づいていないので

 

バレないようにそっと尾行をすることに、、、

 

マネージャーがきっかの姿を見て驚く

とってもきれいとじっと見つめ呟く

 

かすみもきっか本当綺麗だねと、笑いながらマネージャーと話す

 

笑顔でそっと2人を見守り、自分達もせっかく来たから楽しもうと清水寺を楽しむ

 

マネージャーとかすみが楽しんでいるときっかとミンが2人の姿を発見する

 

きっかがそんな2人を見て驚かそうとミンに伝えると面白そうとのってくれる

 


こそこそしながら2人でマネージャーたちを驚かすことに

 

マネージャーとかすみが楽しんでいる間にきっかとミンを見失ってしまう

 

慌てて周りを見渡すが2人は見つからない

 

そんなマネージャーとかすみの行動を見てきっかとミンは顔を見合わせて笑う

 

全然知らない人と見せかけ背後からすみませんとマネージャーとかすみに声をかけ振り向かせる

 

マネージャーは振り返りびっくりしてこけてしまう

 

それを見てきっかとミンは2人で爆笑する

お腹を抱えてミンときっかは笑う

 

ミンがマネージャーに結局つけてきたの?と問う

 

マネージャーはバツが悪そうな感じでたまたまだよとごまかす

 

それを見たきっかが

話を変えて京都でダブルデートしようと言う

 

 

 

でも、

ミンが拗ねながら『せっかく久々に2人きりでいられるのに、、、』と言う

 

その言葉を聞いてかすみがせっかくだから時間を決めてバラバラで行動しようと言ってくれる

 

じゃあ16時に清水寺の門のとこでと別々行動に

 

ミンも嬉しそうにきっかとデートの続きへ

ミンときっかはまず清水寺にある
滝のところへ向かう

 

左側が健康 真ん中が恋愛 右側が仕事の滝だよと伝え水を飲んで願い事をすると願いが叶うんだよとミンに片言で教える

 

きっかは恋愛の水を飲んでお願いする

(彼とずっと一緒いれますように、、、)と

 

ミンもきっかがお願いしている時に水を飲みお願いする

 

『ミンは何のお願いしたの?』と笑顔で聞くきっか

 

ミンは『知りたいの?』とニコニコしながら聞き返す

 

知りたいけど『今はいいや』ときっかは微笑んで返す

 

彼も微笑んでいつかここのことを話そうねと話しながら本堂の方へ手を繋いで歩いて行く

 

 

本堂の説明を片言で説明して、久々のデートを楽しむ

 

2人は久々のデートを笑いながらすごい楽しみ

 

 


あっという間に約束の時間に、、、

 

きっかが『もう時間だよ。早く行こう』と焦ってミンに話しかける

 

 


すると

いきなりミンに腕をひっぱられ

 

そのまま人気がないところに連れていかれる

 

『ミン?どうしたの??』と声を掛けると

 

 


不意打ちで


ニコッと笑い

 

 


キスをされる

 

その行動にきっかはびっくりする

 

その姿を見てミンは微笑んで『じゃあ、行こう』と手を繋ぎ、マネージャーと待ち合わせした場所に向かう

 

きっかとミンは時間通りに待ち合わせ場所に行ったがマネージャーとかすみはまだ来てない、、、

 

2人で手を繋いで何気ない話をして待っていると彼が俳優ということもあり、周りがざわざわしだす

 

きっかは、それに気づきミンの手を離そうとするが

 

ミンが『大丈夫だから』と手を離さない

 

そんな時にマネージャー達がやってくる


周りのざわざわ感を感じて『場所を変えよう』と4人は移動する

 

 

せっかく京都に来たんだから、お茶をして行こうときっかが言い出す

 

4人はテンションがあがりお店探しへ

 

たまたまお店を探索しているといいお店をみつけ、きっかとかすみが抹茶を頼む

 

きっかが『ミン。これ飲めるかわからないからわたしのあげるね』と微笑んで言う

 

お店の人からきっかがジュースをもらい飲み

ミンにその飲んだジュースを渡す

 

ミンは抹茶を飲んだことがないので、飲んでみると初めは変な顔をして渋そうにする

 

けど、すぐにその味が気に入りきっかと2人で抹茶を飲むことに

 

その姿を見ていたマネージャーたちが『本当仲いいんだな』と羨ましそう

 

2人がラブラブしているのを見守り、4人で京都を少し堪能することに

 

途中でミンがマネージャーに自慢をする

 

『実は、さっき写真撮影をしてこれもらったんだ』と自慢げにきっかの写真を見せる

 

マネージャーはそれを見て『めちゃ綺麗だね。僕もこの写真欲しい』と凄くねだる

 

ミンは、『これはダメ!』と伝え。2人でじゃれあっていると

 

きっかとかすみが『さっきから何の話をしてるの?』と不思議そうに2人に話しかけてくる

 

ミンがきっかの写真を見せ、『マネージャーがこの写真を欲しいと言ってくる』と嬉しそうに応える

 

きっかはマネージャーに『この写真はプレゼントでもらったものだから1枚しかないの』と伝え

 

欲しいならミンに写メして送ってもらったらどうかと言う

 


けど、

ミンは拗ねて『絶対にやだ』と言いきっかと手を繋いで2人で歩き出す

 

マネージャーは、『本当ミンがあんなに人を好きになるなんて珍しい』と言い笑いながらかすみと英語で話し出す

 

かすみは『本当お似合いだよね。ずっと一緒にいて幸せになってほしい』とマネージャーと話す

 

19時ぐらいになり

きっかとミンは、旅館に行くのでマネージャーとかすみに帰ると伝える

 

マネージャーとかすみもホテルを探すためまた明日ねと笑いながら応え

 


ミンとマネージャーは別行動へ、、、

 

 

 

 

卒業4

『あっ・・・。なんで・・・。やだ・・。どうしよう』と美夜の言葉を聞いていきなり涙を流す夢

 

『こんなはずじゃなかったのに・・・』とそのまま泣きじゃくる夢

 

『夢。・・夢は頑張ってるよ。私ちゃんと知ってるよ』と背中をさする美夜

 

『ご・・ごめんね。・・泣くはずじゃなかったのに』と美夜を見つめる夢

 

 

『大丈夫。・・夢が優しいから。あいつ絶対甘えてるんだよ』と笑う美夜

 

『そうかなぁ。でも・・・』と困ったように話す夢

 

『どうしたの??』と美夜

 

『私どうしたらいいのかなぁ・・・。』と涙を拭きながら話す夢

 

すると…………

 

下の階から

『夢〜。美夜ちゃん。ご飯できたから降りてきなさい。』とお母さんの声

 

 

『あっ!!は〜い。今行きます』と美夜

 

それを見て

爆笑する夢

 

『ふっ。よかった〜。』と微笑む美夜

 

『クスクス。美夜って。本当面白いね』と泣き笑いする夢

 

『でしょう。なんてたって。美夜だから』と微笑む美夜

 

『ありがとう・・・。美夜』と見つめる

 

『ご飯食べて。お風呂はいってから。・・ゆっくりまた話そう』とニコッと微笑む

 

『うん。ありがとう』と微笑む夢

 

『ほらっ。行くよ』とまた微笑む美夜

 

……………

 

ご飯を食べてお風呂に入り

 

また、話をしだす2人………

 

『さっきの話だけど。・・絶対涼也と話した方がいいよ・・。』と真剣に話す美夜

 

『そうだよね・・・』

 

『うん。近くにいるから勇気出してよ』と微笑む美夜

 

美夜の笑顔を見て

 

『美夜。・・私・・・』と真剣な表情をする夢

 

『うん?・・どうしたの??』

 

『ごめん。電話してくるよ』と真剣に応える夢

 

『わかった。がんばれ!』と微笑む美夜

 

…………

 

電話しに行く夢………

 

 

スマホを見て

 

ため息をつく夢………

 

涼也の電話を見て…………

 

 

もう1度ため息をつく…………

 

 

そして、緊張しながら

電話をかける………

 

…………

 

『もしもし。夢?・・・どうした』

 

いつも話していた涼也の声………

 

大丈夫だと言い聞かせていたけど

 

涼也の声を聞いただけでホッとする………

 

 

『夢・・。どうした??なんかあったのか??』と心配している声

 

あっ・・話さないと

 

『りょう・・や・・・』と声を出してみる

 

けど

 

思ったように声がだせれなくて

 

また、黙ってしまう………

 

『夢・・。泣いてるのか??』

 

卒業3

部活が終わり………

 

『夢。帰ろ』と微笑む美夜

 

『うん。帰ろっかぁ〜。』と帰る準備をする

 

 

そして、

スマホを見る夢

 

 

すると

メッセージがきていた………

 

 

涼也だと思いすぐメールを開く

 

 

 

けど………

 

 

友だち………

 

 

涼也からのメッセージは来ていない………

 

スマホを見ながらため息をつく夢

 

そんな悲しそうな夢の姿を見た美夜は

『大丈夫だよ夢。』と背中をポンポンと叩く

 

『う・・ん。そうだよね・・・。』と泣きそうになりながら美夜に引っ付く夢

 

『よしっ!!今日はお泊まり会しよう』と唐突に言い出す美夜

 

『えっ?!今日??』とびっくりしながら美夜を見つめる夢

 

『うん。今日だよ!!絶対しよう』と嬉しそうに話す美夜

 

『あっ・・うん。じゃあ、お母さんに電話するね』と微笑み電話をかけにいく………

 

 

…………

 

『お母さんに聞いたら泊りにきていいって言ってたよ。』と笑顔で話す夢

 

『よしっ!!じゃあ、今日は女子会だ!!』と気合いを入れる美夜

 

『私も楽しみ〜。』と笑いながらみんなに挨拶をして2人して部室から出て行く

 

………

 

電車に乗り

 

夢の家に向かう2人…………

 

『ねぇ。夢・・。そんなに辛いなら。涼也と別れるのもありかもしれないよ。』と真剣に話す美夜

 

『あっ・・うん。それは・・。』と暗い顔になる夢

 

『そうだよね。夢は大好きだから・・無理かぁ。』と笑いながら話す美夜

 

『あのね・・。私は、どうしていいかわからないの・・・』と泣きそうになりながら話す夢

 

『そうだよね・・。夢・・』と手を握りポンポンと手を叩く美夜

 

『今日はその話もちゃんと話そう!!それに・・・夢。今日は、涼也に電話しようよ』と優しく話しかける美夜

 

『あっ・・うん。・・できるかなぁ。』と下を向きながら頷く夢

 

…………

 

家に着き

 

『お母さんただいま〜。二階に行くね』と元気な声で声を掛ける夢

 

 

そして、

部屋に行く2人……

 

 

話す話題は、…………やっぱり

 

 

 

涼也のこと………

 

『夢。・・あのね。最近気になってたんだけど。・・涼也のこと今本当はどう思ってるの??』と真剣な顔になる美夜

 

 

『涼也のこと・・・はね。実は、美夜。さっきも言ったけど・・。好きかどうか今わからなくて・・・。』と泣きそうになる夢

 

『そっかぁ〜。涼也何にも言わないもんね。けど、涼也のこと思ってるから。辛いんだと思うよ。』と真剣に話す美夜

 

『あっ・・。』とびっくりする夢

 

『私が見てる夢は、涼也に会いたくて仕方ないって顔を毎日してるけど・・・・違う??』と微笑む美夜

 

 

 

もうすぐ会える.12

ミンが韓国に行ってから

 

もう1週間、、、

 

 

ミンがいなかった時の生活に戻る

 

大学で授業を受けて

友だちとふざけて遊んで

 

一人暮らしの部屋に戻る

 

普通で

いつもと変わらない生活、、、

 

 

 

 

 

変わったのは、

 

 

 

毎日のメールや電話

写真がめちゃめちゃ送られてくること

 

 

 

 

ミンから

 

 

そのまめさに笑えてくるきっか

 

 

きっかからメールがこないと心配で凄く怒るミン

 

お互いを想い2人の寂しい気持ちは今はまったくない

 

クリスマスには逢えるから楽しみにしているきっか

 

毎日連絡がくるのが楽しみになっていた、、、

 

 

カレンダーにも印をつけてほんと逢えるのを楽しみにしている

 

 

ミンも仕事が順調なようでドラマ撮影やモデルの仕事が忙しいみたい

 

 

夜中にメールがくることもよくある

 

そんな何気ない毎日が嬉しくて嬉しくて

 

 

気づいたら、あっという間にクリスマスイブの前日に

 

 

ついに明日だと嬉しくなるきっか早く会いたくてずっとうきうきしている

 

かすみもそんなきっかを見て

一緒に嬉しくなる

 

クリスマスの話もかすみに笑顔で色々話している

 

 

 

 

………

 

 

その頃ミンは、

 

 

マネージャーに今日何時に仕事が終わるか聞いている

 

お昼には終わるよと言われるミン

 

 

長い休みに入るから、みんなに挨拶も行かないといけないから早くても夕方までかかるかなぁと言っている

 

 

ミンがマネージャーにお願いがあるんだけど

と、ある事をニコニコしながら頼む、、、

 

 

『わかった。』と呆れながら了承するマネージャー

 

 

………

 

 

きっかは、、、

 

 

色々準備もしないといけないからかすみにショッピングに付き合ってもらう

 

 

周りのお店はクリスマスムードに

 

ミンの顔を思い浮かべながらプレゼントを選ぶ

 

それだけで楽しいきっか

 

 

買い物が終わり部屋に帰る

 

 

 

旅行の準備をするため

いろんな服や着替えを並べている

 

寝る前に準備しようと思い全部出しっ放しな状態

 

18時ぐらい

ミンにメールする

 

『明日何時に日本に来るの?』とメールをするが

 

珍しくメールの返信が帰ってこない

 

1時間経っても何も連絡は返ってこなかった

 

 

電話もかけるが留守電につながる

 

明日から日本に来るから仕事が忙しいんだと思い

明日の準備をするきっか

 

 

 

その時

 

ピンポンっとチャイムがなる、、、

 

宅急便かなぁと思い扉を開け『は〜い』とでると

 

 

『お届けものです。サインください。』と薔薇の花束が、目の前に

 

 

すごく綺麗

 

誰からだろうと

確認しようと思い荷物を受け取ろうとすると

 

 

『ひさしぶり』と聞きなれた声

 

ミンが顔を出してにっこり笑ってバァッとでてくる

 

びっくりするきっか

 

それを見て

ミンが笑ってる

 

『明日じゃなかったの?』と聞き返すきっか

 

『早く会いたくてきちゃった』と微笑んで言うミン

 

 

『凄くミンに会いたかったの。』と抱きつくきっか

 

ミンの顔を見てホッとすると涙が出てくる

 

そんなきっかを見て指で涙を拭い

 

そのまま頬に手をあてキスをするミン、、、

 

 

その後

 

きっかの部屋に入る

 

家まで迎えに来たことはあったけど、

入るのは初めてで新鮮なミン

 

部屋を見渡すと

ミンとの思い出の写真がいっぱい飾ってある

 

そんなきっかを可愛く思い

愛おしくてホッとするミン

 

座る前にいろんな話を聞かせてと急かすきっか

 

そんな姿が可愛くて愛おしい

 

 

『まって座ってからね』と微笑んで話すミン

 

 

寝室の部屋を見ると服が散乱している

 

『明日の旅行そんなに楽しみなの?』とからかいながら言うミン

 

 

寝室の扉を閉じながら『ミンが明日来るって言ったから。えっと、、、』と戸惑う

 

『やっぱり可愛いね。』と真剣な表情で言うミン

 

久々で照れるきっか

 

ソファーに座り

『仕事帰りなんだよね?疲れてる?』と心配するきっか

 

『きっかの顔見たら疲れは吹っ飛んだよ』と微笑んで応えるミン

 

でも、眠たそう、、、

 

『珈琲淹れるね』とキッチンへ行き

 

珈琲を淹れて戻って来るとソファーで寝てるミン

 

 

やっぱり疲れてるんだとミンの顔を見て、ブランケットを持って来る

 

ミンのスヤスヤ眠っている姿を見て

一緒にいた時を思い出すきっか

 

 

起こさないように明日の準備の続きをする

 

ミンに会えてとっても幸せなきっか

 

ニコニコしながら支度をする

 

明日の準備を終えたのでミンの様子を見に行くきっか

 

時計を見ると

ミンが寝てからちょうど1時間が経っていた、、、

 

けど、起きる様子もなくスヤスヤ寝ている

 

ミンの顔を触り愛おしむきっか

 

顔から手を離そうとするとパッと手をにぎられ引っ張られる

 

 

そのまま抱きしめられる

 

『起きちゃったね。ごめんね。』と申し訳なさそうに言うきっか

 

 

ミンはきっかの顔をじっ〜と見つめる

そして、もう一度抱き締める

 

 

そして、

『お腹空いた〜』と言うミン

 

『何か作ろうか?』と笑顔で応える

 

今から作るのもあれだから外でご飯を食べようとニコニコの笑顔で応えるミン

 

 

支度して久々の2人のお出かけ

 

 

今やってるお店を探す2人

久々ではしゃぐ

 

 

クリスマスのイルミネーションがすごく綺麗

 

 

ミンが『ラーメン食べよっか』と微笑み言う

 

『うん』と頷くきっか

 

ラーメン屋さんに入りご飯を食べる2人

 

久々の2人で食べる食事

 

何気ないことだけど凄く嬉しい

会話も弾む

 

 

ラーメンを食べ終わり散歩へ

 

きっかが銀杏並木に行こうとミンを誘う

 

行くことに、、、

 

 

すごく綺麗でほんと幸せな2人

 

顔を見合わせて微笑む

 

 

 

 

たまたま、TVの特集をしていて撮影をしている

 

ミンはマスクをして下を向く

 

きっかがそれを見て手を引っ張って撮影している場所から離れる

 

『やっぱり見つかるとダメなんだね』と微笑むきっか

 

 

『僕が偉大だから』と自慢げに微笑みながら言う

 

『本当だね。』と笑いながら話を聞くきっか

 

『きっかは、まだ僕の良さをわかってないなぁ〜。』とからかって言う

 

久々のやり取りが嬉しくて

2人はほんとラブラブ

 

 

 

 

 

 

そして、ある人も実はついて来たのだ〜笑

 

 

 

 

 

 

マネージャーです

 

 

 

マネージャーは、ミンには内緒でこっそり来ていた

 

バレないようにかすみに会ってるマネージャー

 

 

この2人の関係もちょっと気になる笑

 

 

そして、明日念願のクリスマスデート京都へ、、、

 

 

 

 

韓国へ.11

甘い最後の夜を過ごし

 

ついに、ミンとのお別れの日がやって来た

 

本当に最期の日、、、

 

明け方

 

きっかはミンに抱き締められて寝ていたけど、やっぱり寝つけないでいた

 

ため息をつきどうしようか考えていると

 

 

その時ちょうど

きっかにミンのマネージャーからメールがやってきた

 

メールの内容を見て

 

ミンを起こさないように

そっとミンの部屋から出てマネージャーの部屋へ行くきっか

 

きっかは何の話をされるのか

不安になりながらドキドキしてマネージャーの元へ

 

 

でも、

悪いことではなく

 

ミンのことをよろしくお願いしますと頭を下げられ頼まれる

 

今日の夕方には韓国に帰るから17時には戻るようにときっかに伝える

 

きっかはわかりましたと応え。また、ミンの寝てる部屋に戻る

 

ミンの安心して寝てる顔を見てきっかはカッコいいと思いながら、ミンの頬に手を置く

 

ミンが少し寝ぼけながらきっかの手を引っ張りベッドに倒す

 

そして、抱きしめる

 

 

さっき起きたら部屋にいなかったので昨日のこともあり心配していたミン

 

きっかは『大丈夫一緒にいるから。』と微笑む

 

その微笑んでる姿を見て

ミンは、可愛いと思いながら優しく抱きしめる

 

朝からラブラブしながら時間はすぎていく

 

 

きっかはやっぱりそわそわして落ち着かない、、、

 

今日の夕方にはミンが韓国に帰るからどおしても離れられない、、、やっぱり考えると寂しくて、、、淋しくて

 

 

離れたら、もうミンに会えなくなってしまう気がしてとっても怖かったから、、、

 

 

 

 

でも、ミンはクリスマスの約束をしてくれた『12月24日に絶対に日本に戻ってくるから2人でクリスマスの2日間過ごそう』って昨日約束してくれた、、、

 

きっかはその約束を思い出し少しホッとする

 

 

寂しさも前よりは減っていた、、、

 

韓国にミンが帰ることもあって、きっかはミンのことを心配して浅草寺にお参りに行きたいと前々から頼んでいた

 

2人はベッドで何回も顔を見合わせて微笑む、、、

 

それが幸せで幸せで

 

 

ある程度時間が経って

 

微笑みながら

『ほらっ、早く行かないとデートできなくなっちゃうよ。』とミンが急にベッドから起き上がり声を掛ける

 

『う、、ん。』とミンを見つめ頷き支度をする、、、

 

 

 

最後のデート

 

実は、急に一緒に入れることになったので、デート用の服を待ってこなかったきっか

 

きっかが困っているとミンが『今日は、僕が服装を選んであげるからまずは、服を買いに行こう』と言ってくれて、ミンとショッピングへ

 

ミンも俳優なのでバレないようにメガネをかける

 

その姿がまたカッコよくて、きっかが照れてしまう

 

ミンが『行こう』ときっかの手を繋ぎながら、服探しへ

 

服屋さんをいろいろ回ってきっかに似合いそうな服をチョイスしていく

 

いろいろ見た中でもミンは、赤いセーターにGパンにベレー帽にしようと服を持ってくる

 

着てみると案外可愛くて、きっかはすごくそれを気に入った

 

ミンもいいでしょ?と笑いながら自分のセンスの良さを教える

 

 

そんな姿を見て思わず笑ってしまうきっか

 

2人の時間が一刻一刻と過ぎていく、、、

それでも時間は気にせずデートを楽しむ

 

服装も完璧にしていざ浅草寺

 

 

ミンは初めてくる浅草寺に驚ろく

雷門がとっても印象的でミンはとっても喜んだ

 

でも、人が多いということもあって

ミンを見てる人がたくさんいる

 

きっかは、ここはダメだったかと思いどうするか悩んでいると

 

ミンがきっかと手を繋ぎ『僕は、バレても大丈夫だからデートを楽しもう』と微笑んでくれる

 

きっかは、『本当に大丈夫?私とのことバレたら大変だよ』と言うと

 

ミンは『手を繋いでいた方が絶対バレないよ。まさか僕が日本に彼女がいるとは誰も思わないよ』と笑いながら応える

 

きっかも確かにそのほうがバレないかもと考える

 

今しか一緒にいられないからデートを楽しむぞ〜と心に決めるきっか

 

 

きっかは、デートの途中でふとお守りのことを思い出す

 

ミンに境内のとこで待っててといって手を離して行ってしまう

 

『きっか、ちょっと、、、』と声を掛けるが急いで走って行く

 

『ほんと、いつもそそっかしいなぁ〜』と笑いその姿を見守るミン

 

 

そんな時、たまたまモデルのスカウトマンがきていて

 

ミンに話しかける

 

 

 

ミンは、笑顔でスカウトマンと英語で話してる

 

お守りを買い終えたきっかが急いでミンの元にやってくる

 

ミンが男の人と話をしてるのを見て、しまったと思いどうしたのか聞くと

 

スカウトマンが彼にモデルをやってくれないかと話をしているところだった

 

ミンは、『興味がないからモデルはちょっとないかな』と澄ました顔で話をしていて、スカウトマンは、きっかを見るなり『彼女さんからもモデルになるように頼んで欲しい』とせがまれる

 

きっかは、『本人がやりたくないって言ってるから無理だと思いますよ。』とはっきり応えると

 

もし気が向いたら、電話してくれと名刺を渡し挨拶してスカウトマンは去っていった

 

 

ミンときっかは顔を合わせ

 

 

『スカウトされたね』と笑いながら話す

 

きっかは、ミンの頬を触り『やっぱり誰が見てもかっこいいんだね』と嬉しそう

 

そこになぜかこの行動を見ていたのか、マネージャーが心配して現れる

 

 

ミンときっかは驚きマネージャーに『どうしたの?』と聞くと

 

『心配で見にきた』といい、ミンがマネージャーにスカウトされた話をしている

 

きっかは、ミンとマネージャーが話している言葉があんまりわからないので心配そうに眺めていると

 

2人揃って『大丈夫だよ』と笑顔で声をかけてくれた

 

マネージャーも加わりなぜか3人でデートに笑

 

ミンは、マネージャーに『今日は、最後のデートだから帰ってくれ』と頼むけど

 

 

『ダメ』とマネージャーが言う

 

ミンは拗ねて、『ならいいよ』ときっかと手を繋ぎ。マネージャーを無視して2人でデートを楽しむ

 

タイミングを見計らって途中でマネージャーを置き去りにして逃げる笑

 

 

マネージャーからだいぶ離れ人気のないところへ

『やっと2人になれた〜』とミンは微笑みながきっかに言う

 

そのきっかけに

きっかがお守りをミンに渡す

 

『会えないのは寂しいけど、ずっとおもってるから、、、』と英語で答えるきっか

 

ミンは、きっかの言葉をきいて『ありがとう。僕はずっと君を大切に思うよ』と微笑む

 

 

そして、きっかをじっと見つめ

『愛してる』と応え、隠し持っていた小さい箱のプレゼントをきっかに渡す

 

きっかは、それを見て驚き泣いてしまう

 

 

 

 

可愛いハートのついた指輪をミンがくれたからだ

 

照れながら、きっかの右手の薬指に指輪をはめるミン

 

『とっても嬉しいよ』と泣きながら喜ぶきっか

 

ミンは、すごく嬉しくてきっかを抱きしめて『ずっと一緒にいようね』と言い、キスをする

 

そして、きっかと約束する『毎日連絡もするし、写真もいっぱい送るから絶対寂しい思いをさせないから』ときっかの泣きじゃくる顔を見つめ涙を指で拭き、もう一度優しいキスをして抱きしめる

 

離れても大丈夫なように強く抱きしめるミン

 

 

時間が一刻一刻と過ぎていき気づけばもう17時

 

飛行機の時間がやってきた

 

ミンからもらった指輪を眺めながら、幸せを感じ

 

ミンとお別れすることに

 

ミンは『すぐに連絡するからね』ときっかに伝える

 

きっかは、『私もメールするね』と言って手を振って見送ることに

 

ゲートに入り

マネージャーは『大丈夫か?』とミンに聞く

 

『大丈夫。』と微笑み飛行機に乗り込む

 

 

 

きっかは

ミンの心配をしながらも指輪を見て、来月会えるから大丈夫と思い彼を見送る

 

寂しいけど、彼のことを信じて待とうと決めたきっか

 

彼が旅立っていった、、、自分の国へ

 

 

卒業2

『夢・・大丈夫かなぁ〜。』とため息をつく美夜

 

『美夜先輩、大丈夫ですか??』と心配する後輩

 

『あっ・・。ごめんごめん。ぼっ〜としてた。えっと、どこだっけ??』と微笑む美夜

 

『先輩、ここです。えっと、ここがわからなくて』と後輩と話す美夜

 

すると

 

そこへ

夢がやってきた………

 

『あっ!!夢先輩来たよ!!ほらっ!』と夢に注目が行く

 

『夢先輩。おはようございます』と口々に言い出す後輩達

 

『みんなおはよう。今日も頑張ってる??あと少しで私達卒業だから。楽しくやろうね』と笑顔で応える夢

 

『きゃ〜!!夢先輩、可愛いです!!』と黄色い声援が飛んでくる

 

『本当。夢は相変わらず人気だよね。・・部活のアイドルだね』と夢を見ながら笑う美夜

 

『美夜先輩、涼也先輩ってまだこっちに戻って来てないんですか??』と後輩達が美夜に聞く

 

『だめ!しっ!その事は言っちゃだめ。』と口に指を当てて後輩達に話す美夜

 

 

『あっ。はい。すみません』と謝る後輩達

 

 

『もう・・3月だから。戻ってくると思うんだけどね・・・。』とため息をつく

 

…………

 

その頃………

 

『お〜い。涼也』と手を振って近寄ってくる友だち

 

『えっと・・・奏多。どうした??』

 

『お前、地元にそろそろ戻らなくていいのかぁ??・・卒業式もあるだろ??』

 

『あぁ・・それね。言ってなかったっけ?』

 

『何を??』

 

『実はちょこちょこ帰ってるよ』と笑う涼也

 

『えっ?!でも、毎日専門学校きてるよな??』

 

『そんな事ないと思うけど。』と笑う涼也

 

『本当不思議なやつだよな涼也って。・・そういえば。彼女いるってこの前言ってただろ??』

 

『あぁ・・。いるよ。』と笑いながら話す涼也

 

『あのさぉ。彼女に会ってるのか??』と心配する奏太

 

『12月の後半から会ってないかなぁ・・。メールはしてるけど』とため息をつく涼也

 

『えっ!!お前もうすぐ離れ離れになるのにいいのかよ』

 

『う・・ん??夢は俺のすること。応援してくれるから大丈夫だよ』と微笑む涼也

 

『なんで帰った時に会わないんだよ??』とびっくりする奏太

 

『会う時間と暇がないんだよねぇ。』と呆れる涼也

 

『ふ〜ん。できた彼女なんだな』

 

『夢は。違うんだよ。でも、来週にはあっちに帰るよ。俺卒業式の実行委員長だし。そろそろちゃんとやらないと怒られるから』と笑う涼也

 

 

『えっ・・。それ今から間に合うのか??』

 

 

『だから、ちょくちょく帰ってるんだよ』と笑う涼也

 

『そういうこと。彼女にも会ってこいよ。俺も涼也と一緒であと少しで遠距離だし。』とため息をつく奏太

 

 

『遠距離・・。そうだなぁ』とため息をつく涼也