youth 寂しくなる.22
食堂でご飯を食べるひろみ
そこに花音が走って飛んでくる
『ひろみ〜。』と泣いてる花音
『あっ!!花音、、ごめん。、、ハハハっ』と花音のことを忘れていたひろみ
『私のこと忘れてたでしょ??』と呆れる花音
『あっ、、いや、、そんなことないよ』と真剣に頷くひろみ
『私だっていなくて心配したんだよ、、、』と泣きながら話す花音
『ごめん、まさかこんなに心配してくれるとは思ってなかったから、、、ごめんね。』と微笑み抱きしめるひろみ
『どうなったか、ちゃんと説明してよ』とまだ泣いている花音
話をしようとした時
花音を背後から抱きしめる、、、男の人
『ほらっ、ひろみちゃん虐めるのそのへんにしてあげなよ。花音』と花音を抱きしめながら微笑む結
びっくりするひろみ
思わず指をさしてしまい
『えっ!?いつから??』と目を丸くするひろみ
『あっ、違うの、、、本当に心配してたんだから』と焦る花音
『へ〜。私がいない間に、、、結君とね、、』と呆れるひろみ
『違うってば、いなくなったのが心配で、、、その結君に相談したら、、あっ、、、ごめんなさい』と謝る花音
『所詮女友達よね〜〜。』とため息をついているひろみ
すると
腕がスッと伸びてきてひろみを背後から抱き締める
『ひろみ。その辺にしてあげなよ。元はと言えばひらみがいなくなったせいでしょ?』と準がひろみの顔を覗き込み応える
『そうだけど、、、準、、もしかして2人のこと知ってたの??』と準に聞く
『知ってるも何も、、』
『そっかぁ〜。わかった、、、』といきなり準の腕を外す
『ひろみ??どうしたの??』と困った顔をする準
『ごめん。私今日はもう帰るね、、、』と後ろ向きに手を振って走って食堂から出て行く
何故かわからないけど
凄く寂しくなるひろみ
とりあえず
3人がいないところに走って行く
みんなから離れてから
涙が自然にでてくるひろみ
『私何やってるんだろう、、、』としゃがみ込み泣く
そこへ
『ひろみ先輩??どうしたんですか??』と優しく声を掛けてくる男の人
聞いたことのある声だと気づき顔を上げるひろみ
その男の人と目が合う、、、