夢物語389 7.11.2
『ほらっ!着いたよ。』とミンが指を指す
ミンの指差した方を見るきっか
そこは、
あたり一面イルミネーションが広がっている…………
『えっ?!・・・すごい綺麗~。・・・ミン・・もしかして・・・この場所探したの?』と目をキラキラさせてミンに聞くきっか
『そうだよ。きっかが喜ぶと思って。』とちょっと恥ずかしそうに応えるミン
『ミンって・・・。本当にかっこいいよね』と微笑むきっか
『最高の褒め言葉だよ。ありがとう。でも、きっかにだからやっただけだからね』と人差し指を振りながら忠告するミン
それを見てクスッと笑い
『日本語もかなり上手になってるし。実は日本人なんでしょ?』とからかって話すきっか
『いやいや。きっかが韓国語覚えなさすぎなんだよ。』と呆れるミン
『ごめんなさい。勉強します。必ず・・・。』とミンの手を握って真剣に話すきっか
その行動を見て
きっかのおでこにデコピンをする
『それ何回目?』と呆れて言うミン
『今度は絶対がんばるから』と自信満々に応えるきっか
そんな必死なきっかを見て
ミンが急に笑い出す
『そんなに頑張らなくてもいいよ。』と優しく微笑むミン
手を繋ぎイルミネーションを見て歩く2人
いつも優しいミン
からかってふざけてくる時もあるけど、絶対近くにいてくれる大切な人
ミンをじっと見つめるきっか
ずっと見つめているので
ミンがきっかの視線に気づく………